カテゴリ: Cyclommatus

先日のカナリクラトゥスに引き続き、サバルニフェルも買ってみました。
前回と同梱して欲しかったけど、うまく終了日が合わず。
この豆粒みたいなの1頭に送料1,300円。。。
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とはいえ、久々にやったことないキクロ買えたので結構良い買い物だと思います。

昔にやったのはカリマンタンのルニフェルで、今回はサバのルニフェルです。
産地はトゥルスマディ、チュウやらフルストルファーでしか聞かないあの高尚な産地です。例えるならクワガタ界の港区六本木みたいな感じ。

とりあえずマットのみミニケースに投入しておきました。

お久しぶりです。
マジでお久しぶりです。

まあ、もう数年来になりますが相変わらず飼育のモチベが上がらず、辞めてもないけど何もしてないに等しいというこの頃の感じでした。

最近新たに園芸にハマり始めまして、ホムセン行ったりサカタのタネ行ったりしてましてクワガタの方はほとんど幼虫の羽化待ち(ようは本当に何もしていない)だけして数ヶ月過ごしてしまいました。

園芸にうつつを抜かしてクワガタなどどうでも良くなっていた訳です。そういう訳で先日私の中で熱かった藤の視察のために、横須賀のしょうぶ園という所に行きました。
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色々な品種がありましたが、黒龍藤という品種が1番良かったです。やはり野生の藤と違って花房がモリモリ出るのが美しかったです。
木は気軽に地植え出来ないのでまだ購入などの計画は立てていませんが、近々鉢植えで育ててみて来たるべき地植えの時までに盆栽感覚で勉強してみたいと思います。

というこの頃でした。

クワガタの方は今年も春になってきて、野外品のバリエーションが増えてきましたので半年ぶりくらいにキクロポチってみました。

スマトラ産カナリクラトゥスホソアカ WD
超久々のスマトラのカナリが出てたので思わず買ってしまいました。

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♂29mm

原名は手元に標本があるのですが、マレー半島産のなので案外スマトラは初めて見るかもしれません。正直小さすぎて他亜種と違いが分かりませんが。

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♀19mm

黒が強めで紋はあまり目立ちません。ラムリーに似ています。ジャワのは見た目が非常にバリエーション豊かで同じ親からでも紋無しからオレンジ色まで色んなのが出たのですが、原名はどうなのでしょう?

最後にラック整理した時に作った産卵セットがあったのでペアで入れておきました。
材は入れてあったような気がします。
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状態はどちらも可もなく不可もなくでしたが、♀はすぐに潜っていきました。やりたいようにやって下さい。

ラベルの字が汚くて恥ずかしい。私左利きなんですが、ボールペンが上手く滑らせられず本当に苦手なのです。
レードルだとか改札だとかよくある左利きあるあるなんて大した話ではありませんが、ボールペンだけは無理です。
エクスキューズでした。

産地・Mt.talang . Sangir. South solok-Padang - west sumatera

↑忘れないように覚え書き。


あの業者の説明欄からそのままコピペなので間違ってるかもしれませんが、調べたら地理的な辻褄が合うので信頼できそうです。

西スマトラ州 パダン 南ソロク サンギール タラン山
といったところでしょうか。

タラン山はスマトラ便でよく登場する集積地パダンの30km西の辺りにある山です。

私の記憶ではここ3、4年はスマトラ便のカナリクラトゥスのまとまった入荷はなかったと思います。昔ジャワ亜種買ったら思いっきりラムリー羽化してきたこともありましたが、今回はパスチュールやクプレオニテンスも入っているのでスマトラ便である確証は堅いはず、、!

何かあれば続報書きます。いや、書くかもです。

それでは。

先日のWF1ルニフェル羽化しました。
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47mmくらい。50あるともっと無骨な感じになるとおもいますが、なかなか難しそう。

どうもセラー入れてたグループは羽化率が良いので、案外高温に弱いのかも知れません。ルニフェルは低地にいるみたいな話を聞いたことがありますが、採取地の個体群ごとにも若干適正温度帯が違うんですかね?いろんな標高にいるけど今回は割と山地から採ってきたルニフェルだったとか。

ちなみに産地はスマトラ島ベンクールです。
多分集積地なのでピンポイントでここにいるわけではない気がします。

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次世代はこのペアで再挑戦予定です。(指がシワシワ?アイフォンカメラだからね。)

♂は一枚目の個体です。
見栄えが良いのはいつもヤフオク行きなんですが、今回は余裕もないので贅沢にこちらを親に使います。年内に幼虫が見られればいいかと。



ついでにインコグニトゥスも羽化してます。
今季はWF5ペアから幼虫が採れず、WF4×WF5(親子)でペアリングさせて幼虫採りました。
なんとなく親等の数え方的に兄弟インブリよりも遺伝子多様性の面で悪影響な気がしますが、なんとか今季も羽化まで来ました。

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便宜上WF6(WF4♂×WF5♀)の扱いで良いと思います。心なしか年々寸胴な見た目になりつつある気がします。
毎回800ボトル入れようと思いつつ気づいたらプリカで蛹室作ってなかなかサイズが伸びません。次回こそは割り出したら即800入れて羽化まで放置にしたいですね。
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今季は♀が多いので沢山幼虫取って血を薄めたいですが、面倒になったら使用済み♂とのペアとかでオク出すかもしれません。

それでは。

今年の春くらいに買ったWDルニフェル。
1番大きそうなのが蛹化したので写真撮りました。
とは言え50も無いです。最後マット交換しようか悩んだ挙句に敢行したんですが、見事にショック蛹化しました。
ただ今回は常温組が不全祭りで羽化ズレさせてる余裕もないので結果的に良かったかも。
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ルニフェルは前にもスマトラやボルネオもやったことあるのですが、多分こんなに筋骨隆々な蛹は出したことないです。
無事羽化してくれると良いですが。。。


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早期羽化したのは既にペアリング〜セット済みで産卵確認しています。
次回は10ペア羽化は羽化させたいです。

繰り返しになりますが、今期ルニフェル異常なまでに不全まみれでした。同じマット使ってちたアエノミカンスも不全は無いものの、明らかに前回より小ぶりになったのでマットが傷んでた?のかも知れません。

思い当たるのは、
・加水しすぎ
・仕込んでから使うまで寝かせすぎ
・混入したガガンボの幼虫にマットの栄養取られた

とかだと思います。

不全と関係ないように思われるかもしれませんが、経験上劣化したマットに放置した幼虫って何か血色が悪いというか、肉付きが良くないような感じで「こいつ多分蛹化か羽化で落ちるな」って奴がたまにいます。

今思えば、ルニフェルもアエノミカンスも爆産したせいで小分けや交換に追われすぎてマットの仕込みが杜撰だったと思います。

今後はもっとマットの発酵やらのパルス的なものを感じながら飼育していきたいです。上手い人ほど「幼虫飼育はマット飼育」という感じのブリードですからね。

変な色のメタリフェルが羽化しました。
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パープルとグリーンが混ざりあった絶妙なグラデーション。色固定が出来てないパープル系といえばそれまでですが、それであってもなかなか珍しい配色な気がします。


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腹面の首あたりは野外品のブルー系のような青さ。もっと広めに発色してくれれば熱かったですけどね。ビコロールの上位互換のトリコロールホソアカ?と言えそう。


この血統は昨年にオクで買ったパープル系からの累代です。この個体以外もそこまでパープル単色の発色としてはあまり良くありませんでした。
唯一そこそこ良色の♂がいましたが、別件でオクでアエノミカンスを発送する際に間違えて送ってしまい、そのままおまけとしてあげてしまいました()

私は一貫してブルー系の遺伝はしないと考えてる派ですが、ちょうど自己ブリ用の♂を欠いてたり、なんか面白そうなので自己ブリに使うかもしれません。


ペアリングだけしてセット組むの面倒になって頓挫とかありそうですが。。。

それでは。

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